2019/03/17 (日)に実施した、自由参加フェス型イベント『えらかったね卒業式 〜praise the brave〜』で、会場の一角にあったモニターで配信していた動画(BGV)を元に作成した『#remetoo実施報告』です。
◆BGMや動画の一部は配信に向けて、再編集・差し替えをしてあります。
(内容)
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発信した「#remetoo」
約650個(2019年3月時)
※イベント開催後、再度カウント調査しなおしました。
他の方が発信した
「#remetoo」
約50個(2019年3月時)
※イベント開催後、再度カウント調査しなおしました。
昨年、10月頃から私は、インターネット(SNS)で「#metoo」や、性暴力/DVに関しての勇気ある発信にみんなで「#remetoo」のハッシュタグをつけ『聞こえてるよ/読んだよ』と発信者の勇気をたたえようよというアクション『#remetoo』の活動をはじめました。
私は、自分が「#metoo」と発信した時友人から勇気を讃えられとても力になった経験からこのアクションを思いつきました。
じゃあもし、どこかで誰かが勇気を振り絞って発言をした時、あたりまえのようにたくさん暖かい声が集まるなら、どれほどの人が力を得るのだろうかと。
私はこれが、流行ってくれたらいいなぁと、思っていました。
でもそれは、正直うまくいきませんでした。
私は、はじめ自分でひとつひとつ「#remetoo」とコメントしてみました。
たくさん「ありがとう!」「嬉しい!」という返事が返ってくる反面、「やめて」などの反応が返ってくる事も。
中には、あっという間にアカウントを削除してしまう人もいました。
不安だったり、怖かったりする気持ちに触れてしまったのだと思いました。
また、SNSの発信を探す途中たくさんの暴力的なコメント、批判的なコメントを読まなければなりませんでした。
これは、かなりしんどい作業でした。
そうやって、沢山のコメントをしてみてもなかなか「#remetoo」は広がりませんでした。
ところが、たまに個別の連絡が来るようになりました。
『素敵な活動だと思っていますがいろいろ怖くて「いいね」できないんです。でも応援しています!』
とか
『いつも読んでいますがまだ何も語れず迷っているのでただ見ているだけです。
でも!見ています!』
とか。
嬉しかったし、同時になるほどと思いました。
そうか、『いいね』もできないんだ。
みんながリアクションすら難しい状況に身を置いているとのだと気がつきました。
だから私は、無理に発信して誰かが大切に守っている環境にちょっかいを出すのは控えようと思いました。
その代わり毎朝、できる限り毎朝、
『ただ読むしかできない』人にも届くようにメッセージを発信することにしました。
そして、今まで半年間で発信したメッセージの総数は、約130個。(2019年3月時点)
私は、まだまだ「#remetoo」のコンセプトに可能性を感じています。
でも、今の日本の状況では難しいのかもしれないなとも思います。
それは「#remetoo」しようとするこちら側の問題でなく、今の日本の「状況」が「難しい」のだと思っています。
これから、日本の状況が少しずつ変わっていくことを、心から願っています。
そして、できることなら「#remetoo」が元気に一人歩きを始めますように。
Praise the brave
真弓
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企画・制作:Praise the brave(プレイズ・ザ・ブレイブ )
https://www.praisethebrave.com/
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【 #remetoo 】とは?
勇気を出した発信者に『聞こえてるよ/(読んだよ)』と伝えるSNSアクション
[Twitter] https://twitter.com/remetoo_2018
[Facebook] https://www.facebook.com/Remetoo-1627905194177709/
[Instagram] https://www.instagram.com/remetoo_pb/
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